WORKS実績紹介
垂水駅前立体原付駐車場・一般車ロータリー

本施設は、駅前の慢性化している駐停車に伴う渋滞を緩和させるため、西側の駅前広場に一般車が乗り入れるロータリーと合わせて原動機付自転車駐車場を整備することで、周辺交通の円滑化と市民の利便性の向上を目的として建設されました。
敷地となる道路には、CCB・上下水道・雨水・ガスといった様々なインフラ主幹線設備が埋設されており、これらのインフラ設備を避けつつ、柱(基礎)の位置と停車帯付きのロータリ-を計画し、その上部を覆うように原動機付自転車駐車場の上屋(2層分)を掛け渡したシンプルな建物構成としている。また、水平・垂直の防火区画を適切に行い、防火壁を設けることで道路内建築を可能としている。
外観は、細い線材のルーバ-材をランダムに配置することで、垂水の由来である「滝」・「水の流れ」を表現し、市民に親しまれるデザインを目指した。
景観照明には、間接照明を採用し、明るさ感を確保しつつ落ち着いた照明とすることで、やわらかい印象を与え、垂水の夜の新たな景観シンボル(垂水の灯台のような存在)となることを願っている。
建築主 | 神戸市 |
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所在地 | 兵庫県神戸市垂水区 |
延床面積 | 1,360㎡ |
階数 | 3階 |
構造 | 鉄骨造 |
業務内容 | 基本設計・実施設計・意図伝達業務 |




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